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精製飼料・穀物原料飼料

実験動物用飼料は大きく2種類に分類されます。
両者のメリット・デメリットをよく理解し、目的に合った飼料を選択する事が大切です。
① 精製飼料(リサーチダイエット飼料はこちらに該当します)
② 通常の飼育によく使われる穀物原料飼料

精製飼料(Purified Diet)
精製された原料から作られる飼料
穀物原料飼料(Chow・チャウ)
自然界の穀物などを原料とした飼料
精製飼料 穀物原料飼料
メリット
  • 配合内容の変更が容易
  • 配合内容が明らか成分が開示されている
  • 特定の栄養素の欠乏・過剰添加が可能
  • ロット間のバラツキが少なく一定の品質
  • 再現性がある
  • 植物エストロゲン・不明物が少ない
  • 重金属やヒ素が少ない

デメリット
  • 穀物飼料と比較すると高価
メリット
  • 安価
  • 普段から飼育施設に常備されている

デメリット
  • 配合内容の変更が難しい
  • 配合の詳細が開示されていない
  • 特定の栄養素を抜く事が難しい
  • 原料を収穫する季節や場所によりロット間に成分のバラツキがある
  • 植物エストロゲンがデータに影響を与える
    がん腫瘍の成長阻害、コレステロール値上昇の抑制 など)
  • 重金属・ヒ素などを含有し、遺伝子発現に影響を与える

植物エストロゲンに注意

穀物飼料には大豆イソフラボンをはじめとする多くの植物エストロゲンが入っています。
植物エストロゲンは、実験データに不都合な影響を及ぼす事があるため注意が必要です。
下記のような作用によって影響を受ける実験には精製飼料の使用をお薦めします。
リサーチダイエット飼料は精製飼料であるため植物エストロゲンフリーです。

<植物エストロゲンの作用>

  • がん腫瘍の成長阻害・がんの抑制
  • 血中コレステロール値・トリグリセリド上昇の抑制(動脈硬化の実験など)
  • 脂肪肝の進行抑制
  • 体重増加抑制
  • インスリン感受性の改善
  • 骨密度減少抑制
  • 生殖発育への影響
  • 行動への影響 など

リサーチダイエット社ホームページより

お問合せはこちらまで

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